Google の Web Starter Kit は Firefox OS アプリも作れる!

Web Starter Kit で Firefox OS アプリ (ホスト型) が作れます。
(正確には Firefox ブラウザの入った PC や Android でも動作する Open Web Apps)

Web Starter Kit は Google が提供する、マルチプラットフォーム対応の Web アプリを作成するための開発キットです。Google I/O 2014 に先立つ 6 月 19 日に発表されました。

レスポンシブデザイン対応の Boilerplate や、Gulp による開発環境等を含んでいます。

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先日、Chrome Dev Editor を使って Web Starter Kit を試したのですが、その際 Firefox OS のマニフェストにしか見えない manifest.webapp が含まれていて気になっていました。(参考: ワクワクする Chrome Dev Editor - 話題の Material Design も!)

GitHub でコミットログを見た所、Web Starter Kit は H5BP の Mobile Boilerplate をベースにしていて、manifest.webapp はそこから引き継いだようです。

なお、Mobile Boilerplate 側でははっきりと Firefox OS (Open Web Apps) のサポートをうたっています。

Web Starter Kit に取り込まれた manifest.webapp も最近も修正が入ったりしてメンテされているようなので、ちゃんと使えます。

実際、Web Starter Kit のプロジェクトを Firefox OS のシミュレータに入れたら動きました。

Web Starter Kit はレスポンシブデザインの Web サイトを一から作る場合に便利そうです。そして Web Starter Kit には manifest.webapp が入っていますので、それをちょっと修正してアイコン画像を追加するだけで Firefox Marketplace に登録できるホスト型が出来上がります。これは素晴らしいですね!

Published: July 09 2014

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